事業のしくみ

外食産業として、流通革新に挑む大庄グループ。

大庄グループの強み

創業以来、鮮度・旬・価格にこだわり続ける当グループは、流通においても日々新たなチャレンジに取り組んでいます。自前の流通システムを確立しており、他社に頼ることで生じるリスクを排除し、より価値の高い食材を提供しています。

フードビジネスを核とした広がる大庄グループの事業展開

当社グループでは、フードビジネスを核としたさまざまな事業展開を行っています。その中心になるのは、大衆割烹「庄や」「日本海庄や」などの飲食事業です。食材の仕入れという「川上」から、店舗での料理提供という「川下」に至るまで、すべてを“一気通貫”で自社管理することで、食の安全・安心を高いレベルで実現しています。また、飲食事業のノウハウをもとに、新しい事業分野への挑戦にも積極的に取り組んでいます。

川上から川下まで一気通貫

1.食材の仕入れ

農林水産大臣賞も受賞!日本全国の産地から直接仕入れを推進

  1. 安全・安心を確保する確かなトレーサビリティ管理
  2. 日本の伝統食、食文化の継承
  3. 国内産食材を仕入れて食料自給率アップに貢献
  4. 「生産者の顔が見える食材」を利用し、お客様と生産者の橋渡し役に
農林水産大臣賞も受賞!日本全国の産地から直接仕入れを推進

大庄グループは「こだわる生産者」を応援!

海産物-全国の「育てる漁業」を応援

安全・安心・環境に配慮した生産者との連携を図り、より良質で新鮮な魚介類を全国の漁業基地より直送

野菜-全国の「新鮮野菜づくり」を応援

主要野菜は、安全・安心な国産野菜を軸に産地より直送。農産物を通じた地域貢献活動を生産者と共に推進

米-こだわりの「米農家」を応援

水質・土壌・生き物との共存にこだわる農家と契約しています

2.物流システム

安全な食材を、おいしく味わっていただくために。加工から物流まで、グループ一貫体制で取り組んでいます。

DS・Lヘッドクォーター羽田(羽田物流センター)

DS・Lヘッドクォーター羽田(羽田物流センター)

全国約600のグループ店舗の食材や用品を遅延なく届ける為、独自のシステムを構築。
365日・毎日配送するという、業界では類を見ないネットワークを保持しています。
世界中の豊富な食材が集まる豊洲・大田市場や東京国際空港にも近い大庄の物流ベース。そこから朝仕入れた食材をその日のうちに各店舗に配送しています。鮮魚をはじめとする生鮮食料品の鮮度にこだわる当社は、当日発送、当日分析、当日配送など、食の【安全・安心・鮮度・旬・健康】を徹底しています。

3.加工・自社製品製造

ミヤビ(MIYABI):製パン

ミヤビ(MIYABI)

京都・祇園で生まれた高級デニッシュ食パン「MIYABI」の製造・販売を担っています。厳選された食材を贅沢に使い、熟練の職人たちが10-11時間かけて丁寧に焼き上げることで、芳醇な香りと上品な甘さが加わり、外はサクサク中はしっとりとした食感に仕上がります。一度食べたら忘れられない美味しさです。

製麺

各店舗で使用する讃岐うどんや生そばのほか、オリジナル麺、外販向けの生パスタを製造しています。

自社グループ ブランド製品紹介

  • MIYABIデニッシュ食パン
  • ミヤビショコラ・ラスク
  • おせち
  • とり家ゑび寿大人の辛口チキンカレー

4.食の安全・安心への取り組み

「食の安全・安心」を大切に考え、徹底的に追及しています。厳格な安全基準をもとに、2つの自社研究所で厳しく検証しています。

自社研究所で厳しく検証しています

自社で安全性をチェック

当社は創業以来、食を通じて「人類の健康と心の豊かさに奉仕する」という企業理念の実現を目指しています。このためには使用食材に対する厳しい検査が不可欠です。そこで自社の安全基準として「大庄基準」を定め、一つひとつの食材を分析・調査し、安全性を確かめてから使用しています。お客様の「安全・安心のニーズ」に応えることは、私たちの喜びでもあります。

「大庄基準」に基づく安全確認の取り組み(一部を例示)

①たとえば野菜
  • 国の残留農薬基準の1/2を独自の基準として自社分析
  • 生産者の協力のもと、農薬・肥料の使用履歴を確認
②たとえば輸入食品
  • 残留が心配される防カビ剤を自社分析で確認
  • 重金属(ヒ素・カドミウム・鉛・水銀)を自社分析
③たとえば加工食品
  • お客様の不安が大きい着色料等26物質は使用不可
  • 着色料のうち14物質の不使用は自社分析で検証
④その他の取り組み
  • 識別可能な遺伝子組み換え作物を使用しない
  • メニューにあるQRコードでアレルギー物質を確認できるよう情報提供(一部業態)

大庄総合化学新潟研究所(食材安全検査)

外食産業初、食材の安全確認のための専門機関
新潟研究所では大庄グループで使用する食材に対し、残留農薬、重金属、食品添加物等の分析を安全確認検査として毎日実施し、結果をホームページで公開しています。また野菜の産地を訪問して、現地調査や農薬等の指導、意見交換を行っています。

食品衛生研究所(衛生検査・衛生指導)

全国約600店舗の衛生査察のほか、従業員の衛生教育、食品の細菌検査や工場査察など衛生分野を統括する専門機関
食品衛生研究所は「お客様に職の安全・安心をお届けする」ことを目的として1990年に設立。食の安全・安心を確保するプロ集団として、料理や店舗環境の衛生管理や従業員の衛生教育等、外食産業には欠かせない重要な業務を担っています。